みなさん、こんにちは。天六で内科訪問診療を行っております福効医院です
いつも、天六といってますが、もちろん、長柄でも国分寺でも管栄町でも池田町でも本庄でも中津でも黒崎でも紅梅町でもアクセス良好ですし、お伺いしますよ
さて、インフルエンザが猛威を振るっております。発熱性のご病気にかかられたときは、十分に水分をとるようにお話をするのですが、予防のためにも十分な水分をとるのは必要なんです
冬場は、気温が下がるのでのどが渇く感覚が減る、夜間のトイレなど寒くて行きたくない、温かいものを飲むことが多いので、などなど様々な理由で摂取する水分量が減ります。水分が減ると脱水症状になるのは勿論のこと、実はインフルエンザなどの感染症にかかる可能性も高くなるんですよ。インフルエンザにかかってしんどいからたくさん飲むのではなく、かからないようにたくさんの水分をこまめに取りましょう。具体的には一日1.5~2リットルくらいの水分をとるように、夜間尿が気になる方は夜の8時くらいまでにとるようになさればよいと思います。
いちいち量を測るのが面倒だという方は、下のチェックに2~3個以上当てはまるようだと水分が不足しています。コップ一杯の水分を追加するようにしましょう
1.頭がぼーっとすることが多い
2.痰が絡むことが多い
3.朝口が渇く
4.心臓がどきどきすることが多い
5.便秘する
6.おしっこが濃い
7.肌がカサカサする
8.手足が白く冷える
すべて、最近の外来での訴えです。冬の脱水に注意してインフルエンザから体を守りましょう
天六で内科訪問診療を行っております福効医院です
HPでもありますように、当院では訪問診療を行っております
訪問診療はどなたでも、どなたでも気軽に受けることが可能ですが、
訪問診療の中にいくつかの種類があって皆様の中、そればかりか病院の医療関係者、更には訪問診療を行っていない医師ですらその意味の混同があることが多いです
患者様からお問い合わせなど頂いたり実際に話をしている際にはその文脈などで実際ご希望なされているものがわかるのですが、それらを分類してみました
1.在宅診療
在宅診療はの必要な患者様は、『病院ではなく、住み慣れた自宅や規制の少ない病院で療養したい』という方々です。がんの患者様、神経難病の患者様、慢性疾患でほぼベッド上で生活さえている患者様、それ以外にも酸素療法をうけていたり、人工呼吸器機を付けている、胃ろうや経管栄養、中心静脈栄養を行っている、膀胱バルーンを留置しているなどなどの患者様です、実は病院に通院できないや行くことができないということが絶対条件ではなく、医療的な管理が常に必要な方がこのカテゴリーになると思います、在宅診療を行っている方は、当院と患者様で決めた回数の定期診察(これは普通の外来と同じ)を行いますが、定期診察以外にトラブルが起きることが多く、何らかのトラブルが起きたときは24時間365日体制で対応するこれが必要な方は在宅診療が必要であります。在宅診療を受けてらっしゃる方は必要に応じて24時間体制で緊急往診を行っております。往診という言葉が出たので次に
2.往診
往診ですが、先日も当院のHPからメールでご連絡がありました
『普段そちらにかかっている〇〇ですが、うちの〇〇が調子悪いのですが、様子を見に来て』
『わかりました、では明日の朝一番にお伺いします』
『ありがとうございます』
このような過程を踏んで訪問を行うのが往診です。往診に関しては患者様の制限はありませんが、診療の要請に応じて当院が訪問できる時間などを患者様と打ち合わせそこで訪問診療を行います
普段通院されている方が、急な体調の変化にて受診するのもしんどいが少し様子も見れるというときには、往診が必要です。
即ち、何かあったときにすぐ見に来てほしいという方は在宅診療が必要ですし、様子を見れるような状態でないときは救急車に連絡し救急加療が必要です。
土曜日の深夜に当院の緊急電話に『おたく、往診やってんねんやろ!今からちょっと見に来て!』というご連絡を受けたことがありますがやはりこのような場合も救急加療でしょう
誰かもわからないし、どこにいるかもわからないし、何の病気かもわからないし!少し話がそれてしまいましたが、初診の方も往診には向いていません
3.遠隔診療
好む好まざるにかかわらず、当院でも導入を予定しております。もともとは、遠隔地にお住いの方々が医療的に不利をお受けにならないようにということでできたシステムと考えています
当院のような都会的なクリニックでは適応に外れると考えますが、昔々に大学病院に勤めていた頃、お薬外来というdutyがありました。偉い先生とお話しするのは3~6か月一回でその間は研修医から薬だけをもらって帰る、これに似てるのではないだろうか?ものすごい違いは、めったに会えない偉い先生ではなく、いつもあってるかかりの先生に顔を診てもらって普段と変わらない処方をしてもらうこのようなことが最近忙しくて病院に行く時間がないとか、検査をしてもらったんだけど結果を聞きに行く時間がないという方には必要でしょう
それぞれにメリット、デメリット
コストに関することなどありますが、まずはそれぞれのイメージをお持ちいただけましたら幸いです
インフルエンザが非常に流行しています
僕の息子の学校でも昨年末に学級閉鎖があったようです
当院では、幸い十分量の確保ができ、予約なしでいらしていただきましても、ほぼ皆様方接種できましたが
本年度は製造の遅れから、十分量供給できなかったことから
新年に入って、接種時期延長(正確には接種に対する助成の延長)の連絡が参りました
例年、1月末で当院での予防接種は終了しておりましたが、お達しによると
今年度はインフルエンザワクチンの製造が遅れたため、皆様方に十分供給できなかった
それにより、インフルエンザのワクチンが山ほど余っている
しかるに、助成期間を延長するので3月末までワクチンを打ちなさいと
……..?
3月末なんて流行のピークを終えて終息に向かう時期ですよ
そこから、数週間かけて抗体作って何と戦うのですか
インフルエンザの予防接種不要論も議論されているこのご時世に
ワクチン余っているから売りなさいという指導
ワクチンというのは予防にあたるもので、考え方は人それぞれでいいと思っていますが
もし聞かれたら、2月3月のワクチン接種は不必要と答えます
じゃあ、接種できなかった人の予防はと聞かれますが
それは、ワクチンを打とうが打つまいが手洗いうがいの励行です
ワクチン自体は重症化を防ぐものであり、感染を防ぐものではないので
子どもから大人老人に至るまで手洗いとうがいなんです
出るかどうかはわかりませんが
今年はワクチンが不足していたので3月までワクチンを打ちましょうなんてテレビキャンペーンがあるかもしれませんが
惑わされることなくよく考えましょう
インフルエンザのワクチンは、余っているから打つわけではなく
流行に先立って重症化を防ぐために打つものです
皆様、あけましておめでとうございます
大阪市北区天神橋六丁目ので在宅医療外来診療をおこなっております福効医院です
新年の診療は1月4日木曜日から、通常通り開始いたします
例年開始日はやや、混雑いたしますのでお時間に余裕をもっておいでいただきますか、少し遅めの時間にお越しいただけると幸いです
また、強い症状がります患者様を優先的に診察いたしますので診療順が前後することがございますので、ご了承ください
発熱のある患者様は、隔離室での診療になります
事前にご連絡いただけますと、お部屋を準備しておきます
また、インフルエンザのワクチンも十分に準備しております
かかりつけの患者様に関してはほぼ接種終了されていると思いますが
当院にかかりつけ以外の患者様もワクチン接種は可能です
詳しくは、当院にご連絡ください
~家族のようにあなたを診ます~
~健康は一番の富である~
今年もよろしくお願い申し上げます
福効医院 李一鳳
大阪市北区天神橋筋六丁目で内科診療、在宅加療行っております福効医院です
本日を持ちまして、本年の外来診療終了いたしました
皆様のおかげをもちまして、なんとか、10回目の年末を迎えることができました
毎年、しつこく31日まで診療しておりましたが
昨年は31日が日曜日ということで30日まで
今年は年末が土日ということで29日が最終日になり
長い連休をいただくことになりました
この休みで何しようかなんて考えておりましたが
30日お墓参り
31日大掃除と新年の準備
1日僕の実家
2日初詣
3日妻の実家
4日診療開始
何かに入り込む隙はありませんでした
患者さんともよく話すのですが、年を取ると時間がたつのがだんだん早くなると
今年は、特に時間の早さを痛感する一年でした
このブログでさえ、ホームページを更新してさて何書きましょう、いつ書きましょうなんて考えているうちにあっという間に年末です
数年前に今年の漢字として「忙」を挙げたこともあるのですが
忙しくて心を無くすのではなく
自分でやろうと思っていること、やるべきことをやっていけるような新しい年にしたいと考えています
ということで、まずは子供が大リクエストしてくるボーリングに行ってきます
皆様よいお年を
~家族のようにあなたを診ます~
~健康は一番の富である~
福効医院 李 一鳳
10回目の最終日に 平成29年12月29日